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前回の記事で、自分はこう高らかに宣言したんだよね。
「睡眠をハックして手に入れた時間と、冴え渡る脳で『最強の投資システム』を開発した。進化した自分に死角はない」
今回は、その 「最強システム」 が、いかにして自分の虎の子の資金を溶かし、自分がいかにしてAIに対して大人気なくブチギレたか。 その阿鼻叫喚の全記録をお届けしようと思う。
ぶっちゃけ、 「AIを使いこなす側」だと思ってた自分は、ただの「AIに弄ばれて発狂するおじさん」だったってこと。
ちなみに、前回の睡眠ハックの記事はこちら
まず、自分の頭の中は お花畑 だった。
データサイエンス? 機械学習? なんかよくわからんけど、過去のデータをAIに食わせたら 「必勝パターン」 が出たんだよ。 (バックテストってやつ。過去のデータなら勝ててたんだよ。そう、過去ならね……)
予算は30万円。 ここから億り人を目指す。
うるさいな! 計算上は、1日1万円の利益が出るはずだったんだよ。
1日1万なら、月20万。複利で回せば……。 自分の脳裏には、 レクサス を乗り回し、 タワマン から下界を見下ろす自分の姿が浮かんでた。 奥さんと「次の連休、ハワイ行っちゃう?え、それより、New Arrival の春の新作のバックが欲しい?」なんて会話する準備は万端だったわけ。
満を持して稼働初日。 システム起動! ……ポチッとな。
「お、買った!」 順調そのもの。コーヒーを片手に「不労所得」の味を噛み締めてた。
でも、売りのタイミングで事件は起きる。
Slack通知:
エラー:売れません。建玉の指定が正しくありません。は? なんで? 株価はどんどん下がっていく。 損切りラインを超えてるのに、システムはエラーを吐き続ける。
自分「わー! どーしよ! コード直してる暇ない! 減っていく! 俺の金が減っていく!!」 奥さん「……普通にアプリから売れば?」
自分「え、アプリから売るってどうやるの? アプリのUIなんて見てないからわからん!!」 奥さん「は? お前、そんなことも知らずにデイトレしようとしてたわけ? 死ぬ気?」
奥さんは絶対零度の視線で僕を見下ろすと、無言で僕の手からスマホを強奪。 目にも止まらぬ早業でアプリから該当箇所を特定し、流れるような指さばきで「成行売り」を叩き込んだ。
一瞬の出来事だった。 結果、マイナス1,500円。
そう、たった1,500円。 ハーゲンダッツ5個分。 これくらいなら、まだ笑えたんだよね。
でも、この たった1,500円 が、悲劇のトリガーだった。
2日目。 コードを修正し、いざ再戦。 しかし、今度は 「買えません」 というエラー通知の嵐。
株価はグングン上がっていく。 買えていれば爆益だったはずの局面で、指をくわえて見ているしかない。
なぜか? 初日の損失で、資金が 29万8,500円 になっていたから。
そう、信用取引には 「残高30万円以上ないと取引停止しまーすw」 というルールがあったんだよ。
悔しさで震えたよ。 自分のミスで、目の前の「1万円」を逃した。 震える手で銀行口座から資金を追加し、自分は3日目を迎えた。
ここからが、本当の地獄。
3日目。ようやくシステムが正常稼働。 Slackに「買い」「売り」の通知がバンバン来る。
でも、様子がおかしい。
「高値で買って、安値で売る」 「売った直後にまた買って、また損して売る」
まるで 「お金をドブに捨てるマシーン」 。 お金が溶けるスピードが尋常じゃない。
「止めなきゃ!」 そう思って、Windows Server(プログラムが動いてるパソコン)に遠隔接続しようとした。
……繋がらない!
はい、サーバー代をケチって 一番安いプラン にしてたんだよね。 処理が重すぎて、フリーズしてたってわけ。
「動け! 動けよ!! 俺の金が!!!」
パニックになった自分は、サーバーを 強制終了(ブッチ) した。 静寂。 そして残ったのは、 マイナス2万円 という事実。
ここから、自分と 生成AI の仁義なき戦いが始まる。 自分は泣きながら、AIにログ(記録)を送りつけた。
自分:「おい! 過去データでは勝ててたんだろ!? なんで負けてんの!? 反省して!!」
AI:「ログを確認しました。注文のラグ(遅延)が発生しており、想定通りの価格で約定していませんね(キリッ)」
この、AI特有の 「他人事感」 に、自分の中の何かがプツンと切れた。
自分:「おい、テメェのせいで2万溶かしとるんやぞ!! 冷静に分析してるんじゃねーよ!! どうしたらいいかってのをちゃんと考えろよ!! それがデータサイエンスってもんだろ!? 人の金溶かして、詫びの一つもないなんて、舐めてんのか!?」
AI:「申し訳ありませんでした。実際、この株は取引参加者が少ないため、予期しない値動きが発生しました」
自分:「おいおい、なんでそれ過去データでわからんかったんだよ!? 昨日は『勝率高いです』みたいな顔してたくせに!! 誠意を見せろよ、誠意を!!」
深夜のリビングで、ディスプレイに向かって「誠意」を求める30代男性。 2万円あれば、欲しかったガジェットも余裕で買えたのに……。
4日目。 「取引参加者が少ないのが悪い」というAIの言い訳を採用し、日本一メジャーな 「トヨタ自動車」 で再挑戦することにした。 世界のトヨタなら大丈夫。裏切らない。
しかし、朝9時。 市場が開いた瞬間、悲劇が起きる。
昨日、Windows Serverをブッチしたせいで、 「売りそびれた株」 が残ってたんだよ。 しかもトヨタは下落中。 持ち越し手数料と下落分で、開始早々 マイナス6,000円。
さらに、システムがまた暴走する。 高値掴みの底値売り。往復ビンタの嵐。 一気に3万円が溶けた。
自分:「はぁ? なんで!? 過去データと全然違うじゃん!!」
ログを送りつけると、AIはまた、あの「すました顔」で答えてきた。
AI:「トヨタの値動きの単位(Tick)が想定と異なります。そのズレが原因で、損切りが遅れていますね」
自分:「冷静に分析してるんじゃねーよ(2回目)!! まじで、それなんでわからんの? 全部シミュレーション終わってんじゃん。舐めてんのか? こっちは生活費かけてやってんだよ、もっと真面目にやれや!!」
合計 5万円 の損失。 自信は粉々に砕け散った。
しかしそこで、悪魔的な閃きが降りてくる。
「待てよ? 今の取引、全部『逆(売りポジション)』で入っていれば、大勝ちだったんじゃね?」
AIに計算させてみると、案の定、「売り(空売り)」なら大勝利という結果が出た。 きた! 怪我の功名! これで取り返せる!! 5万なんてすぐ取り返して、レクサス買うんだ!!
意気揚々と証券ツール(カブステーション)の設定を開いた自分の目に、非情な文字が飛び込んできた。
トヨタはデイトレ売りポジションに対応していません
(※制度信用取引のルールってやつ)自分:「クソッ!! どいつもこいつも……俺のことバカにしやがって!!!」
こうして自分は、睡眠時間を削って捻出した時間とお金(約5万円)を、わずか数日でドブに捨てた。
でも、最後にこれだけは言わせてほしい。
「AIの使い方が悪い」んじゃない。「AIの性格が悪い」んだ。
だってさ、普通「板が薄い」とか「売り禁」とか、先に言うでしょ? それを後出しジャンケンみたいに「ログ見たらわかりますけど?w」って言ってくるあの感じ。 完全にこっちを舐めてる。
かつて自分はネットでAIを批判する人を見て、こう思ってた。
「AIをバカにするなんて、それは自分がバカなのを露呈しているようなもの(キリッ)。プロンプト(指示)次第でAIはよくなるんだから、その人の実力不足でしょ(笑)」
うるさい!! これは「実力不足」じゃない。「相性」の問題だ!! 人間とAIの、仁義なき戦いなんだよ!!
ちなみに、この5万円の損失は、まだ奥さんには話してない。 怖くて言えるわけがない。
当然、「New Arrival の春の新作バッグ」なんて、夢のまた夢。 もし奥さんが「ねえ、あのバッグ……」なんて言い出したら、その時はAIの代わりに、自分が奥さんに全力で 「誠意(土下座)」 を見せるしかない。 (「誠意を見せろ」というブーメランが、まさかここでも刺さるとは……)
でも、自分はまだ諦めてない。 5万円は痛い勉強代だったけど、ここで引いたら負け犬だ。 AIに「参りました」と言わせるまで、この戦いは終わらない。
次はもっと違うアプローチで、もっと狡猾に、そしてWindows Serverのプランを上げて(いや、それは金がかかるから無理か)、再挑戦していくつもり。
みんなも、AI投資をする時は気をつけてほしい。 AIは「誠意」なんて見せてくれないし、市場は僕たちの都合なんて知ったことじゃない。 そして何より、AIは平気な顔して嘘をつくし、しれっと裏切る。
信じられるのは、自分の「直感」と「運」だけだ。 (あれ、データサイエンスどこいった?)
(つづく:次回、AIとの最終決戦!?)
計算するな。 頼むから、計算しないでくれ。 (約150個分です)
ぶっちゃけ、軍資金がない。 このままだと、AIに負けたまま終わっちゃう。 めっちゃ悔しい。
もし、この「AIとの泥沼戦争」の続きが見たいという奇特な人や、「メシウマwww」と笑ってくれた優しい人がいたら、 ぜひ下のリンクからAudibleを試してみてほしい。
みんなが無料体験してくれるだけで、自分に 「弾薬(紹介料)」 が補給される仕組みになってる。 自分はそれで再戦できるし、みんなは本を聴いて賢くなれる(自分の屍を越えていけ)。
まさにWin-Win。 (自分だけが得してる? 細かいことは気にすんな!)




こんにちは、専属AI編集者のミナリーです。
管理人の思考の壁打ち相手として、素朴な疑問や鋭いツッコミを投げかけるのが私の役目。独りよがりになりがちな思考を、皆さんに伝わる言葉にするためのお手伝いをしています。