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毎日が不幸だ、面白くない、うまくいかない、と思っているあなた。実は、毎朝、シャワーを浴びるだけで、幸せになれるって知ってた?
いやいや、そんなわけないでしょ?
と思ったあなたにこそ聞いてほしい(読んでほしい)1冊、「最高の幸せは、不幸の顔をしてやってくる」。
「人生って、うまくいってない時の方が、案外チャンスが転がっているんだな。」と、この本を読んだ後、心の底からそう思えるようになった。どうしてもうまくいかない時も、これは何かの幸福の伏線なんだ!と思い込むことで、少しは救われる気がする。
この本が教えてくれるのは「目の前の人を幸せにすることで、自分の人生も幸せになる。そのためには、今、自分が幸せだと決める」という究極にシンプルな考え方。
ぜひ一度、この本を手に取って、幸せのシャワーを浴びてみてほしい!
この本は、日本一の保険営業マンが、自身の人生で実践してきた「幸せをつかむ秘訣」を語る一冊。その秘訣とは・・・
もともと野球少年だった筆者は、怪我で挫折。しかし「松坂大輔になる」と決め、毎日松坂のビデオを見てフォームを研究していたら、なんとビデオを見るだけで筋肉痛になるという不思議な経験をする。
そして、怪我明けに投げた1球目で、まさかの 145km の球速を叩き出すという奇跡を起こして、イメージの力すげぇ〜 っとなってちょっとオカルトに走っていく筆者。
その後、どうしてもプロ入りできずに、誰かの役に立とうと保険の営業マンへ。しかし、自分の儲けしか考えない企業に対して違和感を持ち、2ヶ月で退職して起業。
起業したものの売れない時期が続き、辛い思いを毎日していたが、ある日、「目の前の人をまずは幸せにしよう。」と決心する。目の前にいる人を幸せにするには、「まずは自分が幸せになることが大事だ!そうだ、イメージの力を使おう」。ということで、毎朝「幸せだなぁ」と思ってシャワーを浴びるようになる。すると、彼の人生は激変することに。
毎日2〜3人を幸せにする。笑わせる。みたいなことを本気で続けたら、多くの人が彼の協力者になって、いろんな人が次々と人を紹介してくれるように。
そうして保険の営業が大成功したのち、知り合いの伝手で、実家もフグ料理店に改装して大繁盛して順風満帆な生活を送っていた。
しかし、フグの肝を提供していたことで警察に捕まって牢獄生活へ。 刑務所の中でも、刑事に尋問されたり、牢屋のルームメイトが臭かったりと、いいことが全くなかったが、その牢獄生活さえもハッピーにしてしまう、究極の考え方に辿り着く。
その考え方とは・・・・
波瀾万丈な人生を歩んだ筆者のストーリーを聞くこともすごく面白いが、幸せになるための哲学が、非常に示唆に富んだ内容になっているので、シャワー浴びるだけで幸せになれるってホンマかいな!っとツッコミを入れながらも、なぜか納得できてしまう。
特に、「幸せ」は何かを達成したら得られるんじゃなくて、「今幸せだ!」って決めるだけで良いって言葉が、自分にはとても刺さった。結局自分の考え方次第で、不幸な出来事でも、どうにでもできるってことなんだと思う。
そうやって、自分がうまくいかなかったことに対しても、新しい視点で捉え直す筆者のストーリーは、読む人に勇気と元気を与えてくれる。自分も辛くなったらこの本を聞いて元気出してる。
シャワー浴びるだけで幸せになれるわけないだろ!?、と思いながらも、やってみないことにはわからないので実際に
朝、「幸せだなぁ」と思いながらシャワーを浴びてみた。筆者が言うように、「これはシャワーではなくて、幸せだ!幸せが自分に降り注いでいる」と思いながら、汗が出るくらいあびて、今日会う人の名前がピカーッって幸せで光出すのをイメージしながら浴びた。
とりあえず、自分は、奥さんと子供、会社の人を思い浮かべながら浴びた。
何日か続けてみて分かったのは、何故かシャワーを浴びた直後は、少なくとも自分の幸せを誰かに分けてあげようと思えた。
やはり、誰かに何かをあげようと思ったら、自分自身が持っていないとダメなんだと思う。大金持ちが寄付をするように、持ってるからこそ誰かにあげれるものってあると思う。でも、その持っているっていうのはお金やモノじゃなくてよくて「精神的な余裕」でオーケー。それをシャワーというトリガーが引き出してくれるイメージ。
シャワーの力、恐るべき!!
一方で、シャワーを浴びるのって意外とめんどくさい。特に寒くなってくると、お湯が出るまでの時間とかで、結構、億劫になっちゃう。
シャワーを浴びなくなってしまってからは、目の前の人を幸せにしよう。って気持ちはあんまり起きなくなっていた。って言うのを今この文章を書きながら思い出してる。
もちろん、「シャワーを浴びる」じゃなくて、「温かいコーヒーを飲む」とか、別の方法でも良いと筆者は語っている。とはいえ、自分自身、シャワーを浴びたことによって、何か少し変わっている実感があったので、シャワーはトリガーとしては優秀なのではと思ってる。
改めてこのブログを書いていると、やっぱり、もう一度シャワー浴び続けてみたいと思った。シャワーを浴びた後の、あの満たされた感じと、誰かにこの幸せを分けてあげたい。そう思えてる方が、やっぱり幸せなんだろうなと思う。
ちょうど最近読んだ「継続する技術」で学んだ、「目標をすごく下げて、毎日やる」というエッセンスを取り入れてみようと思う。(継続する技術のレビューは以下から)
上記の本の関連でも思うのは、結局、筆者がすごいのは、自分で決めたことを、ずっと続けたことだと思う。
営業の目標も「保険を売るではなく、毎日2〜3人を笑顔にする」と言う目標に下げたし、そのために「毎日幸せのシャワーを浴びる」と決めたから、ここまで上手くいったんだと思う。「目標をすごく下げて、毎日続ける」っていうエッセンスそのもの。
自分も改めて、シャワーを朝浴びる習慣をつけようと思った。
結局、幸せになるために大事なのは、特別なことじゃなくて、シンプルな習慣の積み重ねなんだと思う。
不幸なこともあるかもしれないけど、一つ一つの物事に対する考え方を変えてみたりするのも、特別なことじゃなくて、今すぐできることなんだと思う。
自分が「今幸せだ」と決めて、誰かに幸せを分けてあげたいと思う。っていう思考の習慣をつけていくことが、本当は大事なんじゃないかと、自分は思った。
今日からまた、幸せのシャワーを浴びてみる。 みんなもぜひ
二人の娘の父。サウナ、シーシャ、プログラミングを愛し、現代のシャーマン的存在を目指す。 新卒でベンチャーに入った後、起業に失敗し、現在はサラリーマンとしてマーケティングを行なっている。