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最近、なんだかうまくいかないな……そう思うことはないだろうか?何かに集中しようにも、集中力が続かない、いろんなことが気になって、やるべきことに手がつかない。
実は、そんなときに効果絶大なのが「片付け」。
僕自身、以前は家も会社のデスクも散らかり放題だった。子どもたちが散らかしたおもちゃ、リビングに放置された書類、探し物をするたびにイライラする奥さん。朝、保育園に子どもを送ってから仕事に向かうまで、バタバタと時間がかかる。なんとなく「日々に追われている感」が強く、仕事にも身が入らなかった。
ところが、ある本がきっかけで、仕事のデスクをめっちゃ綺麗に片付けてみた。すると驚いたことに、たったそれだけで仕事に取りかかるスピードが格段に上がった。さらに、家の中もちょっとずつ整理すると、朝の準備時間がぐっと短縮されるようになった。
「片付けって、ただの整理整頓じゃなくて、人生の質を変える行為なんじゃないか?」そう思い始めてから、僕は毎日少しずつ片付けることを習慣にした。結果、生活が大きく変わった。
僕の人生を変えるきっかけをくれた本がこちら。
片付けって、実はこんなにシンプルなルールで良い。だけど、意外とこの方法を知らない人が多い。学校では習わないからね。
「もったいなくて捨てられない」と思うなら、「本当にそのモノを活かせているか?」と一度考えて欲しい。長年しまいっぱなしの物は、もはや活かせていないので、誰かにあげるか、いっそのこと捨ててしまった方がいいと思う。逆に大事なモノなら、額などに入れて飾ってあげるべきだと思う。
「本棚がいっぱいになったら新しい本棚を買う」→ これは片付けではなく、物を増やすだけ!
結果的に管理するものが増えると、どんどん収納スペースが必要になって、家が倉庫と化していく。 本当に片付けたいなら、まずは、使わないものを減らすのが大事。
「いつか使うかも」っていうのは、マジで捨てた方がいい。例えば、いつか使うかもと思って取っておいた usb-typeA のケーブル。今は usb-type C が主流になって、ほぼ要らなくなった。そういうの色々あると思う。
迷ったら「お金でまた買うことができるか?」を軸にすれば、良い。 また買えるものであれば、「今使わないなら、捨てる」という選択ができると思う。 そうすることで、ものを減らすことができる。
自分もいろんなものが捨てられずに、引っ越しのたびにそれらを持っていたが、思い切って捨ててみたら心が軽くなった。
会社でも、毎朝出勤したら必ずデスクを整理するようになった。すると、必要なものがすぐに取り出せるようになり、仕事にすぐ集中できるようになった。逆に、整理するようになってから気がついたが、散らかっていた頃は、無意識に乱雑なデスクが気になり、気が散っていたのかもしれない。
また、整理された机の上だと、常にモノを整理しなければならないという「整理の圧」がかかるので、なかなか散らかりにくい。逆に乱雑に置かれるものが気になって、綺麗に整理したくなってしまう。
綺麗に整理したくなるのは、デスクの上だけにとどまらない。 パソコン内のデスクトップに散らかっていた不要なファイルを削除したり、古いタスクを整理したりと、仕事に関する整理の習慣もついて、結果的に仕事の効率が上がった。
自分のデスクくらいなら、15分ぐらいあれば、ある程度は片付けれると思うので、騙されたと思ってやって欲しい。
以前は、家の中で「あれどこだっけ?」と探し物をすることが多かった。ところが、片付けで物の定位置を決めたことで、探し物の時間がゼロに。朝のバタバタも減り、スムーズに外出できるようになった。
特に、朝は急いでいることが多いので、子供たちが脱いだ服などを、そのままにしておくことが多かったが、今は、脱いだら即、畳んで片付ける。ちょっとでも散らかってたら、即片付ける。を繰り返している。これは毎日1分でもできることだと思う。
以前まで、ある程度貯まってから、一気に片付けていた。 しかし、そうすると「あーなんでこんな散らかってるの(怒)」みたいな感じになることが多く、片付ける前にストレスが溜まっていた。 今は、毎回ちょこちょこ片付けるようになって、少しの労力で、綺麗を維持することができるようになり、心の平穏と家庭の平穏が保たれている。
片付けは、ただ部屋をキレイにすることじゃなくて、「自分にとって大切なものを見つけること」でもあると感じた。
不要なものを整理し、自分に今必要なものだけにすることで、身の回りがスッキリすると、気持ちも整理されて、毎日がスムーズに進む。
まずは、デスクの片付けからやってみてはいかがだろうか?たった1分の習慣で、あなたの人生もきっと変わる!少なくとも僕は変われたので、あなたもきっと変われると思う。
二人の娘の父。サウナ、シーシャ、プログラミングを愛し、現代のシャーマン的存在を目指す。 新卒でベンチャーに入った後、起業に失敗し、現在はサラリーマンとしてマーケティングを行なっている。